2010年05月30日
さよなら 兄貴
天気の良い中 子供たちと一緒に遊んでいると・・・
一本の訃報連絡 が、入りました。
最初 信じられなかったので、他の名前の人を連想したけど
やっぱり、事実は変わらず 本人の訃報連絡 デシタ・・・。
享年 45歳。 子供は3人。 一番下の子は小学校6年生。
設計事務所を経営する彼 は、僕のお兄さんのような存在。
業界の中 で、一番 本音を話し合える人 デシタ。
兄と、初めて出会ったのは 一級建築士の専門学校。
もう、15年も前の話です。
一緒に、合格の喜びを分かち合いました。
僕が結婚のとき 転職先 を、紹介してくれたのは、兄 デシタ。
人生の分かれ道 に、彼の存在 が、ありました。
5年間の修行時代 にも、よく 一緒に 業界の話をしていました。
そして、僕が 30歳に 開業し・・・
あれから10年間。
いつも、この業界では 僕の一番傍 に、兄が 居てくれました。
小柄な身長だけど、その存在は 僕にとって 自慢の兄 デシタ。
兄は 一昨年 愛知県土地家屋調査士会の理事 を、受け
一週間 に、3日のペースで 名古屋への出張。
その後 業界を始め 地元の役 を、積極的 に、引き受け
連日 ハードな生活をこなしていました。
だから、ここ数年 僕は 常に、兄に 言い続けていました。
「 身体だけは、十分 気を付けて下さいよ! 」
僕は、20代の頃 4回の入院・手術 を、経験しました。
そして、わかりました・・・。
人間 健康が大事なんだ、と。
頑張ってる人ほど 最後は、身体が大事なんだ、と。
だから、僕は 兄に、会うたび 最後にかける言葉は、
合言葉のように いつも 同じ でした。
「 身体だけは、十分 気を付けて下さいよ! 」
「 ありがとねえ。 ありがとねえ。」
間違い無く 100回以上 お互い 言葉 に、した筈 なのに・・・
兄は、その約束を 守ってくれませんでした。